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花粉症によって原因となる食材が違う

口腔過敏性症候群は、過敏性反応を持つ花粉の構造と同じ構造を持つ果物や野菜を摂取することで発症すると言われています。特に花粉症を持っている人は注意が必要です。花粉症別に摂取に注意したい食材をまとめました。ただこれらの果物・野菜等をすべて避けなければならないということではありません。

また、過敏性の多くは新鮮な果物・野菜によって引き起こされると言われています。一部の食品では80度~90度に加熱することで摂取できるようになるものもあるので、専門医に確認することをおすすめします。ただナッツ類はあてはまらないので、加熱している場合でも食べないようにしましょう。

カバノキ花粉

カバノキ花粉やブナ花粉に過敏性がある人が果物や野菜を摂取する時には特に気をつけましょう。口腔過敏性を発症しやすい代表的な食材としては、バラ科のモモ、モモ、リンゴ、ナシ、イチゴや、ウリ科のメロン、スイカ、キュウリなど。ほかにも、キウイやバナナ、トマトなどでも発症する場合があります。さらに、果物や野菜だけでなく、ヘーゼルナッツやアーモンド、ひまわりの種などにも注意が必要です。ナッツ類や種子類は、クッキーやパウンドケーキなどに混ざっていることが多いので、購入する時は良く確認するようにしましょう。

また、カバノキ花粉症の人は豆乳にも注意が必要です。美容や健康に良いとされる豆乳ですが、実は、花粉症の人が豆乳を摂取して過敏性反応が出たという報告が国民生活センターに寄せられています。過敏性症状は同じ大豆製品である豆腐などでは発症していない場合も多く、これは口腔過敏性が新鮮な物質にのみ発症するからだと考えられています。豆乳は加工の程度が低いので、ほかの大豆製品で過敏性が出なくても、豆乳のみに症状がでることがあります。豆乳製品の表示には「大豆過敏性の方は注意してください」と表記してありますが、カバノキ花粉症の方も摂取に気を付けた方が良いでしょう。

 

口腔過敏性症候群の病状と花粉症の区別

花粉症の人に多く見られる

口腔過敏性症候群の病状は、花粉症の患者さんに多くみられます。なぜ花粉症の患者さんに口腔過敏性症候群が多いかというと、花粉と、野菜や果物のアレルゲン構造に共通項が見られるためなのです。すでに花粉症を発症している人はアレルゲン構造が共通する野菜や果物の服用を控えた方が良いでしょう。

お口腔過敏性症候群は大人だけでなく、まだ花粉症を発症していない子どもに起こる場合もあります。特に過敏性の原因となるフルーツや野菜などを過剰に服用した場合リスクが高まると言われているので、注意が必要です。

シラカバ、オオヤシャブシ、ブナ、スギ花粉症は注意

口腔過敏性病状を発症しやすいのは、シラカバ花粉症です。シラカバとは北海道などでみられる、幹が白い樹木のことを指します。過敏性病状が起きるのは、シラカバ花粉に含まれている過敏性の原因となる物質の構造が、口腔過敏性症候群を引き起こすものと似ていることが理由とされています。

そのためシラカバと同じ科に分類されるものでも、口腔過敏性症候群が起きる可能性があります。例えば関西ではオオバヤシャブシ、関東ではブナ科の樹木、それ以外にスギ花粉症の人にも口腔過敏性病状が出ることがあると言われています。